歯周病
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歯肉(歯ぐき)が赤く腫れ上がり、歯を磨いたりりんごをかじったりすると出血します。
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ポケット(歯肉と歯の間のすき間)が広くなり、そこから出血したり膿が出たりして口臭を感じる場合があります。
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ポケットでの炎症が慢性化し、歯根膜、歯槽骨が先端部より溶けてきます。このころは口臭もあり浮いた感じがします。強くかむと痛みを伴い、歯がぐらいついてきます。
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歯根を支えている歯槽骨がほとんどとけてしまいます。歯根が露出し、歯のぐらつきがひどくなります。固いものは食べられません。
2016-09-24 12:27:23
歯茎の状態で症状がわかります。
中度の歯周病
- 歯をみがくときやリンゴをかじると血が出る。
- 朝起きたとき、口が粘ったり、妙な味がする。
重度の歯周病
- 歯茎がはれてブヨブヨになる。
- 歯茎を指で押すと血ウミがでる。
- 歯がうき、硬いものがかめない。
- 歯茎からウミが流れ出る。
- まわりから口臭がひどいといわれる。
あてはまる項目が多い方は、お早めに当院にご相談下さい。
2016-09-24 12:26:21
- 1.歯茎が赤く腫れ上がる、歯石がたまり出血する等の症状の場合。
- 歯茎をきれいにし(歯石などを取る)、正しいブラッシングをすることで治すことが出来ます。また抗生物質等の薬を投与することもあります。
- 2.ポケットの炎症が慢性化し膿が出る、歯が浮いた感じがして強く噛むと痛みを伴う、歯がぐらつく等の症状の場合。
- 歯石を取り除き、歯を一時的に固定してブラッシング、薬の投与で治すようにします。最初に悪く なった歯肉を切り取ってしまうこともあります。ただし、炎症がおさまっても、このころは歯を支えている歯槽骨というところが溶けだしていますので、ぐらつ きが残ってしまうことがあります。そのような場合は、最終的な支えを取り付けて歯を固定します。
- 3.歯の根っこが露出している、歯のぐらつきがひどく硬いものが食べられない等の症状の場合。
- このような症状でも歯を抜かずに治す方法が考え出されています。あきらめずに院長までご相談下さい。
2016-09-24 12:25:47
◇歯みがき
ていねいにしっかりとみがけていることが大切です。きちんとみがく習慣がある人と、いい加減ですませている人では、むし歯や歯周病の発生率に大きく差が出ます。
◇栄養をとる
1日3回規則正しく食べていますか?歯に必要な栄養はカルシウムだけでなく、タンパク質、ビタミン、炭水化物なども重要です。栄養バランスのよい食事を心がけましょう。
◇お酒やたばこは度を過ぎていませんか?
お酒自体はそれほど悪くはないのですが、酔っぱらって歯をみがかずにそのまま寝てしまうケ-スが多いようです。また、たばこをよく吸う人は吸わない人よりも、むし歯や歯周病になりやすい傾向があります。
◇睡眠時間は足りていますか?適度な運動は?ストレスを発散していますか?
これらは歯に直接関係なさそうですが、健康な体を維持することがよい歯をつくります。たとえば糖尿病、心臓病、動脈硬化といった成人病も、歯の病気の原因になりやすいもののひとつです。ストレスもまた身体的な病気の引き金となり、歯の病気の原因となります。
2016-09-24 12:25:19
歯周病は、歯を支えている周りの組織(歯肉、歯根膜、歯槽骨)が歯周病菌によって破壊されていく感染症で、治療をせずに放っておくと歯が揺れて噛めなくなり、最後には抜けてしまうこともあるこわい病気です。
30歳以上の多くの方々がかかっており、歯を失う原因の約半数が歯周病と言われています。歯肉(歯茎)と歯の間にはポケットという1mmくらいのすき間があります。歯みがきを怠るとこのポケットにプラークがたまります。たまったプラークが歯石をつくり、すき間を押し広げていきます。これを積み重ねることで歯肉が炎症を起こします。歯肉の炎症を放置しておくと症状はますます悪化していきます。
歯周病はむし歯と違い、痛みなどの自覚症状が出にくく、気付かずに歯科医院に行かないうちに手遅れになってしまうことも少なくありません。早期発見のためにも定期健診にお越し下さい。
2016-09-24 11:19:29